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「初めて密着されるので、いつも通りやりますけど少しドキドキしますね」 撮影初日に明るく笑いかけてくれた、シンガーソングライターmilet(ミレイ)。ミステリアスでクールなイメージの歌姫は、思いのほか気さくでチャーミングだった。 英語と日本語を使い分けるグローバルなソングライティングと、ハスキーかつ重厚感のある唄声。「東京2020オリンピック」閉会式のパフォーマンスをはじめ、数多くのドラマやアニメの主題歌を務め、今や人気は海外にも広がっている。カメラは、国内外を飛び回る多忙な日々を追った。 そんな取材のさなか、miletは意外な過去を打ち明ける。 疎外感...孤独...幼少の頃からどこか他人と感覚がズレていて、突拍子もないことをして周囲に笑われることも少なくなかったという。階段の踊り場でひとり膝を抱えて悩む日々...。 「みんなはなんで私のことを笑うんだろう?」 「誰も私の話を真剣に聞いてくれない...」 さらに見えてきたのは、ファンへの並々ならぬ想いだった。miletにとって、初めて人から必要とされたと感じたのが歌だったという。だから、ファンには全力で応えたい。今年は、デビュー以来コロナ禍で声出しができなかったライブの規制が解除。miletは4年ぶりにファンの大声援を受け止めた。 そして、ワンマンツアーが始まった9月。声援に背中を押され、miletは決意を秘めたある歌を披露する...。
